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「中心部の喫煙者を一人も逃すな!見つけろ!捕まえろ!」と札幌市

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ブルース・シュナイアー - Wikipedia

 

何度も言ってきたが、私は非喫煙者だ。

『「ポイ捨て防止条例」が2005年に施行されてから12年、・・・市の嘱託職員で散乱等防止指導員の・・・さん(62)と・・・さん(62)、警備員の3人だ。 ・・・さんは「制限区域のことが浸透してきて、目に付きにくい場所で隠れて吸うようになった」と話す。・・・指導員の2人は「2、3年前よりも喫煙者の姿は減ってきたように感じる」と振り返る。それでも指導員の姿を遠くで見つけて走って逃げる人や、過料を徴収するときに反発されて押し問答になることもあるという。ススキノ側を回ると100個近く拾うこともある。巡回中に見つけられる違反者は氷山の一角だ。』

上の『』は、ポイ捨て防止条例12年 札幌市 減らぬ歩きたばこ 北海道新聞07/30 11:06 更新の記事から引用した。

私は中心部に出かける事が多く、現在の大通公園や道路の清潔さには感心していて、いや、時にはゴミ箱の絶対数量が不足するのには大きく不満を持ちつつも、不満が全くないのだが、それでも満足できない札幌市は、一体、どこまで完璧にポイ捨てを取り締まるつもりなのか。

場所柄を完全に無視した上で、毎日毎日、大通公園2丁目のテントから漏れ出るジャズ・フェスティバルの大音量には何故か迷惑行為と考えない札幌市だが、一体、どうしたら完璧に一人残らず100%で禁煙違反者を発見するのか。

そのために、条例違反の逮捕を目指し、WHO世界保健機関の言うままに得意の健康増進法と条例で、監視カメラ増設を推進するのか。

上記の指導員が「2、3年前よりも喫煙者の姿は減ってきたように感じる」と言っているのにも拘らず、北海道新聞の記事が「巡回中に見つけられる違反者は氷山の一角だ。」とは、全くファシスト的な完全同調主義、誰一人たりともささやかな欲望も絶対に許さない、「喫煙者を一人も逃すな!見つけろ!捕まえろ!」を意味する。

これは何だ?

今でさえも海外観光客は、日本全土の道路を綺麗だ、清潔だと評価する。

私の知人である上海在住の中国人は、日本の道路が羨望と嫉妬の的であった。

まさか、大通公園で糞をまき散らすハトやカラスを逮捕は出来ないが、タバコを吸う人間は条例違反で逮捕ができると言う訳なのか。

今以上に完璧に綺麗な道路を目指す行政は全く病的なほどに異常だが、実の所は最初からそこに政治的目的が存在する。

1%層は、この取締りを国会で審議すれば問題の存在が暴露され、国民と一部議員からの反発が大きくなる故、クソメディアが大きく扱う事も少なく、有権者の関心が弱い各地方の議会を使って条例施行の形で、堤防の小さな穴を広る方策を採用した。

それは世界最大数の監視カメラを国土に設置した、UKイギリスの現実に相似形だ。

『監視活動の範囲がなし崩しに拡大していく現象は、イギリスでも起きている。テロ対策で導入された監視システムが、政府に対する抗議活動の監視や、軽微な犯罪の捜査に用いられているのだ。たとえば、喫煙禁止の場所でたばこを吸ったり、住所の虚偽申告をしたり、飼い犬の糞の後始末を怠ったりした人が摘発されている。イギリスは公共の場に多くの監視カメラが設置されているので、それを最大限活用するのが「合理的」だという発想である。』と「超監視社会」の著者ブルース・シュナイアー(ハーバードロースクール研究員)が言う。

札幌市は、やがては「だから街頭監視カメラが必要だ」と主張し、更に監視社会を正当化して強化したい様に見えるが、北海道新聞社が、この「完全なる管理社会」への問題点を突く姿勢から程遠い姿を見せたのが、この記事だった。