Bachacha

音楽、伝統文化、経済社会などに関心あり

葛飾北斎の「夢の不二」を学園祭で大きな「塗り絵」にして美術を騙るトンデモ高校教育

dd.hokkaido-np.co.jp

私は怒っている。

高校生が北斎の原画に好きな色を上塗りするのは、ただの遊興ではあっても美術芸術では決してない。

学園祭で、それを戯言として行うのであれば、それに「バカ」と呟くだけの猶予はある。

しかし、「塗り絵」を高校教育の美術と位置付けたうえで伝統行事とするのが真面な方向なのか。

もちろん、そこには北斎から苦情など来るはずもなく、そこに目を付けて好き放題に意匠を変えるのを学校側は当然の教育として公認しているのだ。

それを北斎は喜ぶのか。

原画に単なる上塗りをして、それを美術だと教育するのか。

美術芸術は、何時からその様に即席の平坦な存在になったのか。

この行いは、葛飾北斎や江戸文化、古典美術への冒涜だと断言しておく。

授業料さえ取れば、後は授業の水準がどうだろうと知った事ではないとでも考えているのではないのか。

最近では、こうしたパクリで生きる術を学ぶのも、高校教育の一環らしい。

それにしても、北海道新聞社のこの問題意識の無さには、ただただ呆れるばかり。

これでは、新聞ではなくて、調査報道を捨てて発表報道に徹底しまくった、ただの回覧板に没落したと言っても好い。