Bachacha

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「複合汚染」著者の有吉佐和子が生きていたらタバコ禁止やミツバチ大量死に対して何と言うのだろうか

故・有吉佐和子の「複合汚染」は、発行当時に大きな反響を呼んだ。

それから40年以上を経た今、福島原発由来の放射能汚染問題を加えて益々、不透明な情報に包まれた社会が形成され、個人が発する情報にはフェイクニュース・ニセ情報として様々な規制や制裁を加えられる一方で、政府、自治体、メディア、企業などが所有する情報に対しては特定秘密法や特許法著作権、企業秘密の概念などで強く保護されるため、そこから発せられる情報の真偽のほどを個人が確かめる術は多くはない。

彼女が我々に指示してくれた懸念の数々は、我々が今、日常生活を送る中でモルモットとして実験中なのだと言える。

分煙さえ徹底排除するあの「国民総がかり禁煙運動」は、肺がんの原因究明をタバコの一点に収れんすることで終わらせ、その結果、科学的で多様な原因究明の地道な努力を阻害する効果がある以上、禁煙運動と厚労省の協調関係にはヒステリー状態の浅薄な一般市民を前面に出して正義の味方を演出し、何時もの通り市民を利用する邪悪な勢力の存在を窺わせる。

「地獄への道は善意と言う舗装で敷き詰められている」