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シェリーが「Nice one」で英式英語と米式英語の違いを話してそこから見える「日本の英語押しつけ教育の無責任さ」

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男っぽいはずのシェリーが、ここでは色っぽい。

で、彼女が英語について語る内容を改めてこうして聴くと、なかなか面白かった。

例えば、チップについてシェリーは反対するとか、英国式英語はバカ丁寧過ぎた言い回しが上から目線的な感じだとか、「Nice one」の様に英国式では皮肉として使う例が多くて、それで誤解が生じるからケンカに成るとか。

英国の丁寧過ぎる長文表現で、婉曲的、虚飾的、偽善的用法が米国と違って多いのは、貴族上流階級での知的表現を長文化する事に秘めたつもりで、あの「~~~ざーますの、オホホホ」的な(笑)それで双方の階級的地位を互いに確認する心理作用が働いているからではないか。

またそれは同時に、低階層への差別共犯の確認でもあるわけだ。

WW2以前の国王貴族階級が支配する英国と、その王国貴族社会階級から独立戦争を経て独立した米国との歴史的相違点が起因する言語の違いに止まらず、あるいは南部と北部の地域的違い以外にも、それらからは世界各国で使われているだろう「多国籍英語」の生々しい存在を容易に意識の中で広げられる。

今、日本政府内閣官房クールジャパンムーブメント推進会議(内閣日本経済再生本部・楽天会長三木谷浩史が民間議員を務める産業競争力会議の下部組織)が推進する日本人への英語公用化強要政策は、そうした多様な現実を否定して英米式英語を優位な地位付けしたうえで、広範かつ深化した違いがあるという世俗的用法の現実さえ不透明にしたまま、専ら米式英語を強要して、US企業US国際資本による日本経営効率化に寄与することを目的にする。

日本に来る海外観光客は、中国、台湾、韓国の3国で70%。

その中で、英語を使える人は少数派だ。

それにも拘らず、英語公用化論者は「英語は世界の公用語だ」と言う。

しかし、その70%という現実から見えるのは、英語公用化の以前に、経済成長を続けるアジア地域の言語教育を必要とする需要が高いという事実なのだ。

つまりは、政府が進める英語公用化政策の本質は、日本人のための英語公用化ではなく、日本政府を道具にして、US国際資本によるUS国際資本の為の公用化政策なのだ。