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ビットコインの信用は何が裏付けなのか

jp.sputniknews.com 

USD、EUR、元、RUB、それらはいずれも金地金をその信用裏付けへの最重要価値としてきた。

その価値の存在は上下変動を伴うものの、存在を失うことは一度も無かった歴史的事実を、ドイツは、いや誰もがそれを忘れるはずもない。

ドイツは、USD破綻の現実が目前に来たのを認識し、US破綻に引きずられて自国経済が破綻するのを防ぐために、USDに替わる信用としてFRBに対し預託していた金バーを返還要求したのだ。

しかしUS内部の事情はさておき(笑)、FRBの金庫にその在庫が不足していた故、ドイツは一部しか返戻を受けられなかった。

さて、ここで何故かビットコインが横からしゃしゃり出て来たわけだが、このコインの信用は何によって形成されているのか、私には分からない。

金バーとなれば、豊田商事事件という詐欺事件を思い出す。

豊田商事という会社の女性社員が電話勧誘で孤独な老人と接触する切っ掛けを作り、相手の自宅へ出向いて金バーの購入契約を交わすまで、あの手この手の詐欺的営業努力をしたわけだが、当然、その金バーの現物を購入者に渡す事無く、それに換えて預かり証を渡していたから、結果は購入者はカネを盗られただけで終わった。

同社の永野一男会長は、最期には二人の男に刺殺されて人生を終えたが、それで事件の全容を知る証人が消え、オウム事件同様に、その後は検察やメディアによって豊田商事事件の全容が明らかになる事は無かった。

私は、ここでビットコイン豊田商事だとは言わない。

投資家たちは、投資をすると認識していれば、それは投資なのだろう。

ビットコインの投資とは、そうしたものだと心得る。