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サービスを求めるなら運転手付き、客が自己責任で貫徹するなら全自動運転のタクシー

jp.sputniknews.com

 

全自動タクシーなら利用料金は下げられるだろうが、トランクでの荷物の積み下ろし、老人や身障者の乗降手伝い、目的地が不確かな客への対応、事故発生時の緊急対応などのサービスと責務は当然に全く期待できない。

ましてや札幌の様な極寒地では、ブラックアイスとかミラーバーンと言われるスケートリンク同様の路面をゴムタイヤで安定して運転するのは、全自動車に内蔵されたコンピュータでは不可能だ。

この路面では、走ろうとするのではなく、滑りを上手に盛り込みながら「滑り走る」という走行ができるかどうかが問題なのだ。

冬の道路を走る時には、シャーベット状態の路面、板状の盛り上がり、丸く小石状の突起、轍(わだち)にハマるタイヤ、除雪未了のデコボコ、吹き溜まり、-2~-6℃で滑り-7℃以下で滑りが緩和、下り坂走行、カーブでの頭振り、その外、様々な路面条件の時間的変化と周囲の車両、自転車、歩行者の行動に対応が必要だ。

そこでは経験による多くの情報の蓄積と正しい操作の選択が出来る判断力、適切な操作が求められ、単なる北海道在住の運転手では無理で、冬道で高い水準の技術を持つ運転手でなければ、発進さえ出来ない。

全自動タクシーという発想は、後ろの席で何時もふんぞり返っている役員などの様な全く車の運転を理解していない世間知らずの発想なのだ。